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Precision Fit(プレシジョンフィット)サドル角度について 3

サドルにかかる圧力を角度ごとに検証しました

前回の続き

今回のブログではサドル角度の違いによる、圧力の変化を「サドルプレッシャーマッピング」を使用して視覚化しました。それぞれの結果を確認します。

■サドル先端部分が下がった状態(前下がり)

DSC_0103

sadoru maesagari

前下がりの場合、体の重心が前方にずれないようにするため、坐骨結節(ざこつけっせつ)と呼ばれる、おしりの骨の部分に圧力がかかりやすくなります。

■サドル先端部分が上がった状態(前上がり)

DSC_0106

sadoru ushiroagari

前下がりに比べると、坐骨結節部分にかかる圧力が減少する分、前方部分(尿道付近)に圧力がかかるようになります。

■サドル座面が水平の状態

DSC_0105

sadoru mannnaka

前方、後方それぞれの箇所にほぼ均一に圧力がかかっているのが確認できます。

比較結果

それぞれの結果をまとめると...

・お尻に違和感や痛みがないかたは「水平状態」。
・おしり後方、坐骨結節部分に痛みや違和感があるかたは「サドル前上がり」。
・おしり前方、尿道付近の違和感や痛みを改善したいかたは「サドル前下がり」。

以上がサドルプレッシャーマッピングから見るおすすめのサドル角度です。プレシジョンフィットではサドル角度はもちろん、すべてのポジションをトータルで計測して、ベストの数値を導き出します。ポジションでお悩みのかたにもおすすめのサービスです。

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