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2018 TREK Emonda SLR(トレック エモンダSLR)インプレッション

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2018モデルのEmonda SLRで実走レビュー!ヤビツ峠でテストしました!

フレームセットから組上げた5.5kgのテストバイクの実力とは!

2018年モデルとして、フレーム設計が刷新されたロードバイク「エモンダSLR」前年モデルとの変更点や魅力の一部をブログでお伝えしてきましたが、やっぱり乗らなきゃ分からない!ということで、私こと古舘(ふるだて)がテストバイクを使って、実走テスト&インプレッション記事にまとめました!

モデルチェンジ前の2017モデルと、新しくなったエモンダSLRはどう違うのか?「2つのエモンダSLR」を乗り比べた印象についても掲載しています!

 

■目次

■テストバイクの構成紹介

■ヤビツ峠までの往復100kmのコースをテスト

 ・平地の加速性能&巡航維持性能をインプレ!

 ・登り坂の反応性&軽快さをインプレ!

 ・「軽いロードバイク」のメリットを改めて実感!

■まとめ

 

テストバイクの構成紹介

2018モデル Emonda SLR

テストバイクは「フレームセット」から組上げました。手持ちの軽量コンポーネント+ホイールを使った結果、完成車重量は「5.5kg」となかなか軽量に仕上がりました!

 

■パーツ構成表

フレームセット Emonda SLR H2 / 50cm
OCLV700 Full Carbon
コンポーネント SRAM Red eTAP(電動無線)
ブレーキ Bontrager Speed Stop
ホイール Bontrager Aeolus 3 D3 / tubuler
(アイオロス 3 D3 / チューブラー)
ハンドルバー/ステム Bontrager Integrated Bar/stem
サドル Bontrager Montrose Pro Carbon

 

ふんだんにカーボンパーツを使用し「最高のヒルクライムバイク」をコンセプトにしたこのバイクの実力は!?いよいよ実走テスト&インプレッションです!

 

ヤビツ峠までの往復100kmのコースをテスト!

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藤沢市内~ヤビツ峠頂上(往復)をテストコース

テストコースに選んだのは、弱虫ペダルの影響などもあり、全国的に有名になった「ヤビツ峠」までの往復コース(約100km)です。

平坦基調な前半と、峠道10kmを含んだ後半コースでエモンダSLRの実力を検証しました!

 

平地セクションで加速性能&巡航維持性能をインプレ!

軽量化に重点をおいたロードバイクは「高いスピードレンジでの加速性能」という点で評価が厳しくなる傾向にあります。

そんなことを頭の片隅におきながら、十分に軽量化されたエモンダSLRで平地を走ってみた印象は…

トップスピードまで加速する時、ロスをあまり感じずに加速していく。

といい意味で予想を裏切られました。2017モデルのエモンダSLRを、テストバイクと近い車体重量にして走ったときと比べても加速性能の向上を感じます。

以前の「優しい乗り心地」から若干「レースバイク」に重点を置いたような鋭い反応は、TREKよりモデル発表時に伝えられていた「剛性UP」の効果かもしれません。

一方で高いアベレージを維持しつづけることは可能ながら、初ライドのこの日はテストコース後半で足に疲労感を覚えました。2017モデルの感覚でペダリングしていると、剛性が増した2018モデルは「硬く」感じました。これは何度かサイクリングに出て、調整すればどうにかなる範囲だと思います。

 

■2018 Emonda SLR発表時の「フレーム剛性指標の比較データ」

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2017モデルに比べ「BB」「ヘッドチューブ」「フレーム全体」の剛性(Stiffness)がUPしているとのこと

 

登り坂セクションで「反応性」&「軽快さ」をインプレ!

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■ポイント1:「フロントフォーク」の反応性

約1時間程度でヤビツ峠の入り口「名古木交差点」に到着した後、さっそくヒルクライム開始です!…開始直後に感じたのは「フロントフォーク」の違いでした。以前はフワフワとした乗り心地で、快適性の高さを感じていましたが、テストバイクは前に進むことにロスを感じず、路面からの情報が伝わりやすい気がします。

「快適性」と「ダイレクトな反応」のどちらを取るかは好みもありますが、ヒルクライムでタイムを縮めたい!と考えるなら2018モデルの変更点はきっと気に入るはずです!

 

■ポイント2:「ダンシング」のしやすさ

ダンシングをしているときに、ふと気づきました。大きくバイクを振っても、トップチューブと「ひざ」の接触がほとんどありません。 降りた後にバイクを見ていると「トップチューブの絞り」が影響していることに気づきました。

 

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大きく形状変更された「トップチューブ」(別車両です)

 

元々トップチューブは、バイクのコントロール性や剛性バランスの調整のために変更されたそうですが、実際の使用時に思わぬメリットになっていることもわかりました。また、バイクに乗車するときに上からトップチューブを見ると、細くシェイプアップされたシルエットがなんともカッコイイです(笑)

 

「軽いロードバイク」のメリットを改めて実感!

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2017年で有終の美を飾ったコンタドールのような異次元クラスのヒルクライマーになれるかも!?

 

エモンダSLRに乗っていると、「軽い」ことのメリットを改めて感じることができます。特に印象の強かった3つのポイントをピックアップすると…

1.ペダルを踏み込んだときの応答性能がよく、気持ちよく加速できる
2.テクニカルなコーナリングでも切り返しがスピーディで速度を落とさず抜けられる
3.傾斜が強い坂道が出てきても、ペースを落とさずに走れる

このポイントについて、2018モデルのエモンダSLRは強化されているように感じました

 

まとめ

2018モデル版エモンダSLRは、実際に乗ってみると次のようなロードバイクでした!

・軽量仕様にしても、平地でロスなくトップスピードまで加速できる…加速性能◎

・剛性の増したフレーム&フォークが、坂道でのダイレクトな走りを支える…登坂性能◎

・シェイプアップしたトップチューブが、ダンシング時のペダリングを妨げない

・軽量さがもたらす、コーナリング性能の高さ◎ 

さすがにトッププロの厳しいテストを乗り越えただけあって、TREKのロードバイクラインナップの中でも総合力の高いバイクとなっています。2018モデルは、より「速さ」を追求するライダーにも応えるような変更が加わったと感じました。

当店では、今回のテストバイクを常設試乗車としてご用意しております。ぜひ試乗にもいらしてください!

以上、エモンダSLRの実走テスト&インプレッションでした!(スタッフ・古舘)

 

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