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2019年モデル GIANT(ジャイアント) TCR SLR 2を徹底分析![SHIMANO(シマノ)新型105(R7000)搭載車]

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2019年モデルより新型105(R7000)搭載ロードバイクに変わったジャイアントのTCR SLR 2。
20万円以内の価格・軽い車体重量を成すアルミフレームセット・スペックなどのバランスが整っており、エントリーから幅広い層へ定評のある1台。
2018年との変更点に始まり、この車体にどれほどの性能が秘められているのかを紐解いていきます!

この記事は、分析結果が出ましたらアップデートします。アルミロードバイクのご購入をお考えの方は、更新内容を随時チェックしてみてください!

 

目次

CHECK1 分解&計測

CHECK2 各部位の特長

CHECK3 組立

CHECK4 評価

CHECK1 分解&計測

各部品の計測

計測モデルのフレームサイズはMサイズを使用します。
各主要部品の重量計測にあたり、検品も兼ねてパーツはすべて外した状態にしました。

 

再フレームandフォーク

 

確認方法:
①フレームとフォークは実測値。はずせるパーツはすべてはずした状態で計測しています。
②メーカー公表値を一部使用していますが極力実測を行っています。
③完成車重量は計測器がアナログなので、100グラム以下の単位は誤差の範疇とする。
④「その他パーツ重量」は、単純に完成車重量からパーツ類合計値を引き算したものです。
※その他パーツに含まれるもの:ベアリング類(ヘッドパーツ)、バーテープ、ワイヤー&アウター、フォークアンカー、ディレーラーハンガー、ケーブルガイド、後リフレクター、保護キャップ、ケーブル固定パーツ、ボトルケージ穴等のねじ類、ダミーキャップなど
※フレーム・フォークには塗装による誤差、すべてのパーツには製品誤差(重量にも多少は影響)がありますのでご理解ください。

 

フォーク重量フレーム重量
Fホイール重量Rホイール重量
シートポスト重量

 

メインフレームについているBB(ボトムブラケット)は、プレスフィットタイプと呼ばれる圧入されたものが採用されているため、BBを含んだ重量となっています。
加えて、搭載されている新型105も計測しました。


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上の計測した各部品の他にもベアリングなどのパーツの重量を表にまとめ合計すると…

 

重量

 

計測結果は、8,046g=8kg!!
完成車はチューブレス仕様。チューブ(約210g)の代わりにシーラント剤(約60g)が入るため、重量は8kgを切ります

アルミバイクでありながら、カーボンバイクにも引けを取らない重量であることが実証されました!
主にフォーク・フレーム・シートピラー3点がとても軽いです!


理由としてはこのような点があげられます。
フォーク:車輪を挟み込むエンド部分以外、すべてがカーボン素材
フレーム:剛性を保ちつつ、強度の不要な個所は薄く成型されている。
シートピラー:サドルを取り付ける金具部分以外、カーボン素材を採用(この価格帯では珍しい)。

 

CHECK2 各部位の特長

再フレームandフォーク

さて、今回はTCR SLRに盛り込まれた優れた技術や特長を順にご紹介していきます。
バイク選びのご参考にしていただけると幸いです。

 

フロントフォーク

特長1:エアロ形状のカーボンフォークを採用し、エアロ効果・軽量化・振動吸収性に長けている
特長2:GIANTの上位機種に採用されているシステム「Overdrive2(オーバードライブ2)」
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特徴2で挙げたOVERDRIVE2とは、メーカー公式サイトにて以下のように紹介されています。

「上下異径のテーパー形状となるステアリングチューブ(コラム)を組み合わせ、重量を増やさずステアリング性能を大幅に向上。また、1-1/4インチ径(31.75mm)コラム対応の専用ステムも、ステアリング剛性アップに寄与。」

 

ざっくりと説明すると上の画像のように、赤い線①に対して青い線②を太くすることで、高速域やコーナリングでのハンドリング操作のブレをなくし安定感を向上
さらに赤い線①は、OVERDRIVE2未搭載車と比べて10%ほど太く、かつ専用のステムと組み合わせることで剛性が増しダンシング(立ち漕ぎ)やスプリント時のハンドルのたわみによるパワーロスを抑える役目を担っているという訳です。

 

フレーム

特長1:GIANTのアルミフレーム成形技術最高峰「INSIDE ALUXX SLR(インサイド アラックス SLR)」
特徴2:フレーム内臓式のシートクランプ「INTERNAL SEAT CLAMP(インターナル シート クランプ)」
特徴3:フレーム一体型センサーを取付け可能にする「RIDESENSE READY(ライド センス レディ)」
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フレーム重量960g(メーカー公表値:未塗装時)を可能にした「INSIDE ALUXX SLR」技術をこの価格帯のロードバイクに屈指するのは流石ジャイアント!と言ったところ。軽量化やスッキリとしたデザインを図るため様々な技術が取り入れられています!

また、カーボンバイクと見間違うほど溶接をキレイにする技術「Welding Techniques(ウェルディング テクニック)」もこのモデルに採用されています。

 

ホイール&タイヤ

特徴1:ハブ内部はシールドベアリングを採用し、車輪の回転性能を向上
特徴2:ホイールおよびタイヤはチューブレスレディ対応
チューブレステープ_2チューブorチューブレス

TCR SLRの完成車をご購入いただくと、チューブレス化するために必要な「対応リムテープ」「対応バルブ」「シーラント剤」が標準で付属されています。リム打ちパンクのリスクを無くしたり、クリンチャーより低い空気圧によるソフトな乗り心地を、早速にでも体感していただけます!
もちろん上記の代わりにチューブを入れて、クリンチャーホイールとしてご使用いただくことも可能です。

 

シートピラー

特長1:快適な走行を担う軽いカーボン素材
特長2:振動吸収・エアロ効果を合わせ持つ「VARIANT(ヴァリアント)」システム
シートポスト
CHECK1で車体の軽さに大きく貢献している一つとして挙げたこのシートピラー。
では、どれほど軽いのかを検証をしてみました。

用意したシートピラーはGIANTを含む4社(内アルミ素材2社、カーボン素材2社)。
GIANT以外はA・B・C社と表記します。
表にある長さはサドルクランプ部分から末端までの長さで表記します。

シートピラー重量_1
※あくまで参考重量としてご覧ください


アルミ素材はもちろんですが、C社の短いカーボンピラーより軽い!
このような高スペックなパーツがもとからインストールされています!
レース志向の方から、ロングライドを目的としている方まで、幅広く対応してくれる仕様となっています。

次回はいよいよ組立していきます!次の更新もお楽しみに!

 


参考リンク:新型105のページ


CHECK3 組立

今回は、お待ちかねの組立作業をご紹介していきます。
作業工程のいろはがつまった内容でお届けします。ぜひご覧ください!

組立には3つの作業行程に区分けします。
1:組立前の検品
2:組立
3:調整・点検

1:組立前の検品

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ちばサイクルの検品作業は大きく3つの確認項目に分けられ、すべての項目をクリアして初めて組立作業を行います。

・フレームの状態確認ー塗装不良のチェックー
・ホイールの外観および振れ確認ースポーク(車輪の骨組み)のテンションチェックー
・その他パーツの状態確認ー動作不良がないかー

これらすべては、ちばサイクルでご購入いただく皆さまへご満足していただくための必須条件です。

2:組立

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一度、外したパーツは改めて適正に組付け。また必要に応じた箇所でグリスを塗布します。

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ワイヤー・アウターケーブルは、最も適正な長さにカット。
この処理は、ブレーキやシフトチェンジ・ハンドリング性能に影響します。さらにスッキリとした見た目に関わる重要なポイントです!

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ケーブルを適正に配線したあとは、下地テープでしっかり固定します。
これは、ライダーの握力でケーブルが動いてしまうのを防ぎます。また、固定されることでワイヤールートが一定を保つようになり、ブレーキ・変速性能が飛躍的にアップさせるための必須作業の一つ!
普段は見えない所もひとつひとつ丁寧に処理を施していくことで、性能を100%引き出すだけではなく、乗り手の操作もラクにすることができます。
そして仕上げにバーテープをキレイに巻きます。

3:調整・点検

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各箇所のネジのトルク(ねじりの強さ)を確認。
ブレーキシューはリム面との適切な位置決めをし、簡単に動くことがないようにしっかり固定します。
変速はフレーム内部でインナーケーブルが絡まっていないかを確認。さらにケーブルの伸び(初期伸び)をとりつつ調整。

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組立・調整後は他スタッフによる二重チェックをおこない、問題箇所がないかの最終確認をします。

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全作業の工程終了です!
店頭にて試乗可能モデルですので、TCR SLR 2の乗り心地や新型105の操作性が気になる方はぜひちばサイクルの試乗プログラムをご活用ください!

次回はこの車体を実走しての評価をアップいたしますので、ぜひお楽しみに!

参考リンク:試乗プログラム

 

CHECK4 評価

ここまでご紹介してきたTCR SLR 2を、ちばサイクルスタッフが試乗をかねて約60kmほどサイクリングに出かけてきました。
今回は、実走しての乗り味や体感したことを皆さまにフィードバックいたします!
実際の乗り心地はいかに!?ぜひご覧ください!

スタッフ黒野による実走レビュー
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まず乗り初めると、加速がスムース!という印象でした。
カーボンロードバイクと遜色のないような漕ぎだしの軽さに、ペダルを回すとスイスイ速度の上がる感触。
メーカー史上最高グレードのアルミ素材による高い剛性が、走りにうまく作用しているのだと感じました。

また走り心地としては、ペダルを踏むとアルミらしい硬さを感じました。
硬いと乗りづらいのでは?と思われるかもしれませんが、ここで記事のなかで紹介したカーボン素材のパーツが活躍!
カーボンの振動吸収性により、本来身体へ伝わる路面の振動やフレームの硬さを分散してくれ、サイクリングが終わるまで負担を感じることなく楽しめました。

軽さ・走りやすさ・快適さのバランスの良さと、ダイレクトな走り心地が好みの方には、おすすめのバイクです。

皆さまのお越しをお待ちしております!

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走行性能・重量・快適性・パーツのグレードと四拍子が揃い、そのどれもがピカイチ!
また、ハイスペックでありながらも、コストパフォーマンスの高さも持ち、初めてのロードバイクをお探しの方にももちろんですが、レースやイベントにも参加してみたい!といった方にもオススメです。

ちばサイクル相模大野店にて実車をご覧いただるよう準備しておりますので、気になられた方はぜひ一度ご来店ください!
皆さまのご来店をお待ちしております!

ジャイアント TCR SLR 2
価格 ¥199,800(税込)
カラー
(2色展開)
マットブラック
ホワイト
サイズ
※()内は、適正身長
XS(155~170cm)
S(165~175cm)
M(170~185cm)
ML(180~190cm)

 

関連リンク:TCR SLR 2 2019モデル車体詳細スペック

参考リンク:自転車(ロードバイク・クロスバイク・MTB)のフレームサイズ

参考リンク:スポーツサイクル購入時の必須アイテムは? そして予算は?

参考リンク:金利無料プログラム